保健師管理栄養⼠

ヘルスケアnote

Health care note


今年は失敗しない、肥満解消!

  • 2025.01.06

新年あけましておめでとうございます。今年一年が皆様にとって、健康で素晴らしい一年になりますように!

年末年始に「飲み過ぎた」「食べ過ぎた」と感じ、何とかしなくっちゃ!と思われている方、同じ気持ちの方はたくさんいます。

2023年に、マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した、全国20~69歳の男女1,100人を対象に実施した「お正月明けの健康意識に関する調査(2023年)」によると、約半数はお正月明けに身体の変化を感じているとの回答が得られ、特に身体が重いと答えた方は8割となりました。「皆同じだなあ」とほっとするかもしれませんが、早いうちに元に戻していきましょう!

 

 

ありがちな失敗・・・体にも負担です!

●ファスティング(絶食、食事を摂らない)

食事を抜くと、代謝のスイッチが乱れてしまいます。飢餓状態になると栄養を吸収しなければと脳が感じ、スイッチが入る事で一層代謝を落として対応する事になります。絶食後に急に食事を摂る事で、血糖値の急上昇が起こり、インスリンが多量に出る事で、より脂肪が蓄えられる事にもつながります。食事は抜かず、1食の内容を見直しましょう。

●炭水化物を抜く

炭水化物を完全に抜くと、脳の栄養が無くなる為、脂肪をエネルギーにしてケトン体が利用されるため、中性脂肪は減ります。しかし体は同時に筋肉も分解してエネルギーを作り出します。急に炭水化物を完全に抜いてしまうと、低血糖になり、吐き気や立ち眩みのような症状が起きる事があり危険です。水分不足にもなり脱水の心配もあります。お腹が減るので高脂質のものを取りやすくなり、脂質のカロリーが多いため、かえってカロリー過剰になることも。

●ハードな運動

急にランニングをしたり、ジムで筋肉トレーニングを頑張ったり、運動は良い事ですが、いきなりハードモードで頑張ると、筋肉や腱を痛める事に繋がります。

 

安全で取り組みやすい方法

●食事

①炭水化物は普段の2/3程度に控える。

②糖代謝や、脂質代謝に必要なビタミンB群をしっかりとる。(豚肉、ゴマ、海苔、まぐろ、とりささみ等)

③食物繊維の多いものを3食とり血糖値の急上昇を抑え、コレステロールを排出する。(野菜、豆類、海藻類)

④脂物(脂質の多い肉、スナック菓子、チョコレート、洋菓子等)を減らし、カロリーを抑える。

●運動

①脂肪を減らすには、軽い負荷の運動を長時間行う事が一番効果的。最適なのはウォーキングです。60分以上90分以下を目安に毎日実践してみましょう。

②筋トレではなくても、日常の家事も効果的です。お正月にゴロゴロする事で、背中の筋肉も緩みがち。特に背中には褐色細胞という体の脂肪を燃やし、熱を産生させる細胞が多く集まっています。この細胞を活性化させるためにも、上半身の筋肉をしっかり使う事がポイントです。

(1)背中のストレッチ (2)窓ふき (3)雑巾がけなどを頑張ってみましょう。

 

 

安全安心な方法で、ゆっくりと体を元に戻し、今年も健康で過ごしたいですね!